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2013年12月11日水曜日

【XYパーティ紹介】偽装旅パで相手の読みレベルを下げる戦略

旅パ偽装について考えてみました。レートが停止しているため一部ちゃんとした実戦で試していないものもありますが、コンセプトだけ載せておきます。

まず、旅パ偽装の目的は『相手の判断を鈍らせること』に尽きます。
誰の目からも明らかな旅パに当たることでやる気を奪い、甘えた後出しや技選択を誘発します。

相手も時間をかけずに一気に片付けたいと思うのか、汎用性の高いアタッカーを誘いやすい傾向があるため選出を予測しやすいというメリットもあります。

一方でデメリットについてですが、誰もが一度は使ったことがあるポケモンを使うことになるため、その感覚が残っている現環境ではなかなか戦いづらい状況になるかと思います。一切甘えのないガチパに当たると普通に負けます。

また、最後になりますが、戦闘中の孵化数や対戦回数、そしてそもそもレート1800とかになるとさすがに偽装だとバレるのでこのパーティは低レートの時しか使えません。間違ってバトルボックスではなく手持ちを選択してしまったというシチュエーションを偽装した『孵化作業兼育成中偽装パーティ』も考えていますが、それはまた後ほどw










【種 族】メガリザードンX
【特 性】もうか(メガ進化後:かたいツメ)
【持ち物】メガリザードンナイトX
【性 格】いじっぱり(A上昇・C下降)
【努力値】A252B4S252
【 技 】①そらをとぶ②げきりん③フレアドライブ④りゅうのまい
【考 察】

初手でメガ進化し、まさかのそらをとぶを選択。
なんだやっぱり旅パか、と思いきや実はそらをとぶはリザードンXが持つ最高威力の物理飛行技で、タイプ一致と特性かたいツメによりその威力はなんと175!

どうせ個体値と努力値なんて適当だと思われているはずなので軽い気分で受けに来たポケモンに大きな負担をかけることができます。仮にHB極振りのヌオーが受けにきたとしても、次のターンげきりんを選択すれば20%の確率で落とせます。ヤドランやバンギはさすがにキツいですが…

あと、りゅうのまいからのフレアドライブ・げきりんは普通に強いです。
そらをとぶを見せた後はりゅうのまいを読まれづらいと思うので交代際にドヤ顔で舞ってやりましょう。

※こいつはまだ実戦はおろか育成すらしていない机上論ポケモンですw
いかんせん持ってないのでフリーではイベルタルを入れてるんですが超微妙。
試してみたいのでどなたかリザードナイトXをくださいw僕のYと交換でもいいですw











【種 族】ルカリオ
【特 性】せいぎのこころ
【持ち物】いのちのたま
【性 格】おくびょう(S上昇・A下降)
【努力値】H4、C252、S252
【 技 】①ラスターカノン②はどうだん③あくのはどう④しんそく
【考 察】

途中でもらえるポケモンということもあり、旅パでの使用率が非常に高いため採用。
ガチ旅パではこちらにもルカリオナイトを持たせて、バトルの最中にリザードンとどちらをメガ進化させるか判断するというケースが多いようですw
パーティ全体のバランスを考えて特殊型を採用しています。










【種 族】ゲッコウガ
【特 性】へんげんじざい
【持ち物】なし
【性 格】ようき(S上昇・C下降)
【努力値】H4、A252、S252
【 技 】①アクロバット②どろぼう③みずしゅりけん④ギガインパクト
【考 察】

これは忘れ物勢の偽装枠です。ひでん偽装枠でもありますし、御三家というところもポイント。
とはいえ持ち物を持たせないことでアクロバットの威力が2倍になり、さらに特性へんげんじざいによりタイプ一致で威力165の物理飛行技となります。

面倒な耐久型に当たったときはどろぼうでアイテムを盗み、後続に託します。他に面白いパターンとしてはタスキ持ちから先制でタスキを奪いながら返り討ちに遭いタスキを即座に発動w
HPを1だけ残しつつ死に際にタイプ一致ギガインパクトを撃ち込むということもできます。
ちなみにタイプ一致ギガインパクトの威力は驚異の225。じばく並みの火力ですし、紙耐久なのに反動で1ターン動けなくなるため確実に潰されるという、ある意味もうじばくとして使っていいんじゃないですかね。










【種 族】バシャーモ
【特 性】かそく
【持ち物】きあいのタスキ
【性 格】むじゃき(S上昇・D下降)
【努力値】H4、A252、S252
【 技 】①とびひざげり②ストーンエッジ③オーバーヒート④まもる
【考 察】

メジャーな配布ポケモンなので、旅パには基本的に入ってるでしょ、枠。
リザードンと炎タイプが重複しているところも旅パっぽいポイントです。

型はBW2で流行したものとなっていて、ギルガルドやメガゲンガーなど強力な鋼タイプが台頭したことで息をひそめていましたが、そのギルガルドやメガゲンガーが対策されて息をひそめているので活躍の場は結構あるんじゃないかと思ってます。

とびひざげりをスカせるポケモンを入れてないときに出されて、上手く立ち回られてたら3タテされそうだった場面も多々ありましたし、普通に強いと思います。










【種 族】サーナイト
【特 性】へんげんじざい
【持ち物】こだわりスカーフ
【性 格】ひかえめ(C上昇・A下降)
【努力値】H4、C252、S252
【 技 】①サイコキネシス②ムーンフォース③エナジーボール④みちづれ
【考 察】

旅パには基本的に入ってるんじゃないですかね、枠。
旅パでスカーフ警戒はまずされないのでドラゴンに後出しで強引に持って行けます。
スカーフみちづれは最後の手段w











【種 族】ビビヨン

持ち物なしでレベル46調整でもしておきましょう。
非選出の偽装枠です。


と、ほぼネタパなんですが案外好成績をおさめられるのはやっぱり地力があるからなんでしょうね。旅パ偽装のポイントは意表を突いて相手の読みレベルを下げておいて実は普通に強いっていうところなので、個々のポケモンはテンプレ寄りになっています。

あと、このパーティを使ってみてわかったのはバシャーモがマジで強いということ。特にギルガルドが減ったことで活躍の場所を取り戻してます。

2013年12月2日月曜日

【XY型紹介】かなしばりメガジュペッタ

本日厳選したメガジュペッタの紹介です。

ちょっと背伸びしたヤミラミというか、残念なメガ進化ポケモンとして名高いジュペッタですが、このチャック具合がブチャラティみたいなので何とか実戦で使いたいと思って調整してみたところ案外良い動きをしたので型を紹介します。










【種 族】ジュペッタ
【種族値】




【特 性】おみとおし(メガ進化後:いたずらごころ)
【持ち物】ジュペッタナイト
【性 格】わんぱく(B上昇・C下降)
【努力値】H252、B252、D4
【 技 】①ゴーストダイブ②おにび③まもる④かなしばり
【考 察】
戦い方はシンプルで、物理アタッカーを潰す役割です。
まず最初にメガ進化をしながらまもることで、特性のいたずらごころを発動。
メガジュペッタに進化するターンはいたずらごころではないので注意が必要です。

相手はジュペッタに対して最大火力の物理攻撃技を撃ってきているはずなので次のターンでかなしばりを先制で撃ち、メインウェポンを潰します。あとはおにびを入れて攻撃半減のサブウェポンを受けながらまもるを使いながらターンを潰します。

こだわりアイテムを持った相手には結構強気で当たりにいけます。進化前の特性おみとおしも相性が良いですね。以前BW2で、どくどくみがまもたべのこしボルトロスを使っていてめちゃめちゃ強かった記憶があったので似たようなことができればと思い調整したんですが、この使い方だったらヤミラミの方が強いなと。(ただ全然カワイくない)

ただ、実際に使ってみて気付いたのは全然みちづれが警戒されないということです。レートが休止中でフリーでしか試せてないというのもありますが、ヤミラミとの差別化要素としてみちづれを上手く使ってやっても良いなと思ってます。

ゴーストダイブをみちづれに変えれば、開幕から2匹持っていける可能性もあるので再調整の余地はあるかなと。

2013年11月26日火曜日

【XYパーティ紹介】現環境メタ返り討ちパ

今回は僕がよく使っているパーティを紹介します。
今のレートは試行錯誤しながらなので1600台後半に落ち着いているんですが
このパーティを使ってたときは最高1730くらいまでは届いてました。

以下、メンツと詳細です。













【種 族】オンバーン
【特 性】おみとおし
【性 格】おくびょう
【努力値】H4、C252、S252
【持ち物】こだわりメガネ
【 技 】①エアスラッシュ②りゅうせいぐん③すりかえ④かえんほうしゃ
【考 察】
とにかく先発性能が高いオンバーンです。先発で出やすいフシギバナやバシャーモを返り討ちにできます。

メガネりゅうせいぐんは大抵のポケモンを一撃で持っていける火力なので思考停止でぶっ放したりします。ギルガルドやルカリオ、クレッフィへの打点として採用しているかえんほうしゃも相性補完としてバッチリで、エアスラッシュ・りゅうせいぐん・かえんほうしゃはほぼ確定で良いと思います。

残りの1枠については積み技崩壊を狙ってこだわりすりかえ型で使ってますが、相手のタスキを確認してとんぼがえりでタスキ潰しという型も強いと思います。












【種 族】ヌオー
【特 性】てんねん
【持ち物】ゴツゴツメット
【性 格】わんぱく
【努力値】H252、B252、D4
【 技 】①たきのぼり②じしん③のろい④じこさいせい
【考 察】
このヌオーはメタとか関係なくマジで強いです。物理型だいたい殺すマンです。

使ってみて初めてわかる強さでしたが、タイプ・種族値・特性・持ち物の4つが完璧に噛み合っているので物理受けとしてこいつより優秀なポケモンはそうそういないと思います。

簡単に解説をすると、相手の物理アタッカーに対して後出しで繰り出してゴツメでダメージを与えながらじこさいせいで回復する型です。回復が追いついてきたらのろいを積んで物理要塞と化します。メインウェポンはゴツメです。

てんねんという特性があまり知られていないのかヌオーを見てつるぎのまいを鬼積みしてくる相手も少なくないので、万が一抜かれたら終わりだなとかヒヤヒヤしながら駆逐してます。とにかく物理エースが多い現環境での選出率は非常に高いです。

あとは実際に使ってみた所感ですが、結構特殊技に弱いので努力値をDにも振ってのろいの替わりにたくわえるを入れてみても面白いのかなと思いました。高レートになるとこいつ相手に物理アタッカーが居座るというケースはほぼなく、ゴツゴツメットが仕事しないことも多いので、しめつけバンドを持たせてまとわりつくをメインウェポンにしても面白いと思います。










【種 族】ヒートロトム
【特 性】ふゆう
【持ち物】オボンの実
【性 格】ひかえめ
【努力値】H252、C252、S4
【 技 】①10まんボルト②オーバーヒート③ボルトチェンジ④あやしいひかり
【考 察】
HC特化型です。オーロットやパンプジン、ギルガルド、クレッフィなどをメタってます。

炎タイプはフェアリーを半減で受けることができるのと、ギルガルドを瞬殺できるので序盤環境ではかなり活躍したポケモンです。パーティ全体で重くなっている草タイプのポケモンを一撃で葬りたかったので火力重視の調整にしています。

あやしいひかりは運に頼るお茶濁し技で特に意味はないのでおにびやでんじはなど何でもいいかなと。当初の予定ではめざパ氷を入れたフルアタにしてとつげきチョッキを持たせたかったんですが厳選がしんどいので妥協しました。Sはバンギ抜き調整でも良かったかなと思ってますが、バンギはヌオーで処理するので問題なし。











【種 族】マリルリ
【特 性】ちからもち
【持ち物】とつげきチョッキ
【性 格】いじっぱり
【努力値】H252、A252、D4
【 技 】①アクアジェット②アクアテール③じゃれつく④ばかぢから
【考 察】
フルアタチョッキ型です。ファイアローやガブリアス、バンギラスなんかを駆逐してくれます。

すばやさ種族値が50と絶望的に遅いので下手にSに振るより耐久を伸ばしてあげる方が圧倒的に使い勝手が良いです。

正直、耐久調整はもう少し熟考する余地があるかなと思ってますが未だに仮想敵が定まらないのでとりあえずHAぶっぱで使ってます。それでも初めて使った時はD硬すぎて笑いました。オボンはらだいこ型も作ってみたんですがHP減ったところを上から殴られて終わりなので、最遅個体でトリルに混ぜ込むなど工夫しないと全く使えないと思います。











【種 族】ガルーラ
【特 性】きもったま
【持ち物】ガルーラナイト
【性 格】ようき
【努力値】A252、B4、S252
【 技 】①おんがえし②グロウパンチ③ふいうち④じしん
【考 察】
このパーティのメガ進化枠です。これは特にメタとかではないんですが、幅広く使えます。

メガ進化前の特性きもったまも結構使い道があって、親子おんがえしを読んで出てきたゴーストタイプに通常おんがえしを当てることができるのでメガ進化のタイミングは考えた方が良いかもしれません。

ゴツメによる対策が増えたので使いづらくはなってきていますが、それをふまえてもまだまだ第一線で活躍できるポケモンだと思います。技構成は普通ですがこれが一番安定すると思います。デスカーンが出てきたら引退かなと。










【種 族】フシギバナ
【特 性】しんりょく
【持ち物】くろいヘドロ
【性 格】おだやか
【努力値】H252、B4、D252
【 技 】①ギガドレイン②やどりぎのタネ③こうごうせい④まもる
【考 察】
特殊受けです。ウォッシュロトムや特殊ルカリオなんかをメタることができます。

相手の特殊アタッカーを読んで出して、交換先にやどりぎを植え付けます。あとはくろいヘドロで回復しつつまもる・こうごうせいを繰り返すというお茶濁し型です。

唯一の攻撃技としてギガドレインを入れているのは、ウォッシュロトムやヌオーに対して打点を持ちたかったのと、ここでもとことん吸収技を使うことで回復性能に特化した型にしたかったからです。

メガフシギバナのあついしぼうは炎と氷を等倍にしてくれるのでかなり弱点は減るんですが、メガガルーラと共存したかったのでメガストーンは渡してないです。ミラーに弱い型なので、相手のパーティにフシギバナが入っていたら自粛するようにしています。


と、だらだらとパーティを紹介しましたがなかなかバランスが取れた構成なのかと思っています。フシギバナがあんまり仕事できていない感じがするので、でんじは要員にバンギを入れようとしてるんですが厳選にめっちゃ時間がかかってるのでまた後ほど。


2013年11月13日水曜日

【XY型紹介】耐久ギルガルド










【特 性】バトルスイッチ
【種族値】H:60、A:50(150)、B:150(50)、C:50(150)、D:150(50)、S:60
※()は攻撃時

【性 格】おだやか(A下降、D上昇)
【努力値】H:252、D:252、A:4

【持ち物】たべのこし
【 技 】①どくどく、②まもる、③みがわり、④ねむる

【備 考】
物理ギルガルドが猛威をふるっている現環境で、意表を付ける耐久型です。
もともと自分も物理ギルガルドを使っていたんですが、

・有利対面では交代で逃げられることが多い
・特殊アタッカーを呼びやすいのでDに振らないと結構キツい
・おにびをはじめとした状態異常がキツい

という状況だったので対策メタとして耐久型を作ってみました。

そのフォルムとは裏腹にメインウェポンはどくどくです。これが結構相手の交代際に決まります。そしてみがわり、まもるを交互に使うことでシールドモードのまま相手のHPを削ることができます。

この型の真髄は、有効打のない相手に対してじわじわとダメージを与えつつ自分はたべのこしでじわじわとダメージを回復するというところにあるので、物理型と同じくおにびは何としても回避したい技となります。④ねむるについてはおにびに対する回答で、撒かれやすいでんじはもサポートできます。

一方で鋼タイプや毒タイプ、めんえき、ちょうはつ持ちには手も足も出ないので素直に交代するしかありません。結論、倒せる相手の範囲はテンプレ物理型よりむしろ狭くなってますし、正直なところいたずらごころを持ったクレッフィで同じことをやる方が強いんですが、この型が強いポイントとしては何より意表を突くことで後ろに控えるポケモンの技構成を深読みさせることができるということです。「こいつも何か普通じゃない技を使ってくるんじゃないか」という疑念を抱かせることによってテンプレ型がより活きるようになります。実際にランダムで何度か回したんですが、安定してました。


ちなみにHBDの3Vで機能するので厳選がとても楽です!



2013年10月20日日曜日

【XY型紹介】へんげんじざい特殊ゲッコウガ










【特 性】へんげんじざい(夢特性)
【種族値】H:72、A:95、B:67、C:103、D:71、S:122

【性 格】おくびょう(A下降、S上昇)
【個体値】H:31、A:27、B:31、C:31、D:31、S:31
【努力値】C:252、S:252、H:4
【実数値】H:93、A:97、B:87、C:155、D:91、S:191

【持ち物】きあいのタスキ
【 技 】①ハイドロポンプ、②かげうち、③くさむすび、④れいとうビーム

【備 考】
XY考察第一弾として、御三家水タイプのゲッコウガです。

このポケモンの夢特性へんげんじざいはとても優秀で、攻撃するタイプに変化するため攻撃する技は全てタイプ一致で撃つことができ、また、相手の攻撃を読んでタイプを変えるという守り方もできます。

もともとの種族値として防御面が弱いので、基本的に攻撃のための特性と理解してフルアタで良いかと思います。どくどくがタイプ一致になって必中になるという使い方もありますが、等倍技で普通に瞬殺される場面が多いので補助技を使う暇はあまりないかと思われます。そのためおくびょう最速型で、特性によってタイプ一致技を撃ちこむのが基本戦術となりそうです。

技についてはまずハイドロポンプをメインウェポンとしています。特性により水技にこだわる必要はないんですが、単純にゲッコウガが撃てる最高火力の技として採用しています。ちなみに水技を使うと特性によって水単タイプに変化して悪タイプが消えます。

2つ目にかげうちを採用していますが、これはノーマル・格闘技を無効にするとともにかげふみが無効になるという強みがあります。メガゲンガーなんかに影をふまれていてもかげうちを撃ってタイプを変えておけば、次のターンで普通に引っ込めることができます。思考停止シャドボぶっぱなされてたら終わりですが。まあ水手裏剣は意外と使い道がなかったりするので、先制技として持っておいて良いと思います。

くさむすび・れいとうビームあたりはお好みで仮想敵を定めてカスタマイズしても良いと思います。今回はマリルリを脅威に感じているので草技をひとつと、フェアリーが出たとはいえ依然ドラゴンがキツいので氷技を採用しています。他にはめざパ炎やめざパ鋼もありかもしれません。

また、同じ型のゲッコウガと対面したときはどういう立ち回りをしても結局は運勝負になってしまうのが悲しいところです。くさむすびを撃ってきて草タイプに変化する読みのれいとうビームも、素早さ判定で先手になってしまったらただのタスキ潰しになってしまいますし、結局はお互いがタスキを削り合った後にどちらが速くかげうちでとどめを刺せるかという問題になってきます。

クリア後の厳選第一弾として取り急ぎ作ってみた型なのでもろもろ改良予定。
攻撃の種族値がいずれも高いので、防御をタスキに一任してむじゃき両刀型なんかも面白いかも。

【XY】孵化厳選で狙った個体値遺伝を行う方法

ポケモンXYが発売されて間もないですが、厳選作業をやっているうちにある法則に気が付いたので以下、簡単に手順を紹介します。

【手順1】
親となるポケモンの個体値を把握する

ミアレシティのトライアルハウスへ行くと、戦闘に参加したポケモンは全てLv.50に固定となるのでその際のステータスで判定を行います。この目的は、♂♀どちらの個体値が遺伝されたかを把握するためなので、大まかにわかれば問題ありません。

ちなみにXYでの個体値は以下のリンクから調べることができます。

・ポケモンXY個体値計算ツール
http://www.p-nds.net/tool/is1.php

僕の場合は

■♂ポケモン:ヒトツキ(かわらずのいし)




■♀ポケモン:メタモン(あかいいと)




といった個体値でした。


【手順2】
遺伝される個体値を調べる

両親の個体値を把握したら、育て屋に2匹のポケモンを預けます。持ち物はどちらかにあかいいとを持たせていればもう片方は何でも良いですし、どちらから預けても良いです。そして預けた直後にレポートを書いて、電源を切ればいつでもこの時点に戻って来ることができるようにします。

次に、育て屋の周辺を走り回ってタマゴを1〜3個程度もらい、そのまま全て孵化させます。孵化できたらミアレシティのトライアルハウスで子の個体値を判定しましょう。これにより、H〜Sの6つの要素についてそれぞれ両親のどちらから個体値が遺伝されたか調べることができます。あかいいとによって遺伝される個体値は5つまでなので、必ずひとつはランダムな値が入ります。

僕の場合は

■1匹目





■2匹目





■3匹目





といった遺伝になっていました。

ここで重要なのは、上記の"○匹目""♂♀どちらの個体値が遺伝されたか"という組み合わせは変わらないということで、何度電源を切って預けた直後からやり直しても同じ個体が生まれます。

さらにもうひとつ重要なポイントは、♂♀それぞれ預けるポケモンを変えてもこの組み合わせは変わらないということです。つまり、簡単に言うと次に生まれてくるタマゴが♂♀どちらの個体値を引き継ぐかというパターンが決まっているということです。

この例で言うと

■1匹目
H:ー、A:♀、B:♂、C:♂、D:♂、S:♀

■2匹目
H:ー、A:♀、B:♂、C:♂、D:♂、S:♀

■3匹目
H:♂、A:♂、B:♂、C:♀、D:♀、S:ー

という組み合わせは決定していて、どんなポケモンを預けても必ずこの組み合わせでポケモンが生まれてきます。そのため、例えば3匹目のパターンを用いてS以外をVにしたい場合は♂♀それぞれ遺伝させる箇所がVであるポケモンを用意すれば、3匹目で簡単に5Vの子供を作ることができます。


【手順3】
遺伝させる個体値を操作する

ここまで来れば後の作業はわかると思いますが、具体的な作業としては電源を切って育て屋にポケモンを預けた直後まで戻り、2匹のポケモンを引き取ってからパソコンで任意の新たな親ポケモンを引っ張り出して再度預け直します。

僕は以下の組み合わせにしました。
※赤字は3匹目の子供に遺伝される個体値です。

■♂ポケモン:ヒトツキ(かわらずのいし)




■♀ポケモン:メタモン(あかいいと)




これらを預けて、3匹目で見事S以外Vの良個体を孵化させることができました。

ちなみにあかいいとによって遺伝されない1つの個体値(ここではS)は親の個体値に関係ない値がランダムに決定されますが、これも次に生まれてくるポケモンのランダム数値が先天的に決定されているようです。そのため、上記組み合わせの孵化作業を何度繰り返してもSの個体値は変わりませんでした。

【まとめ】
次に生まれてくるポケモンについては、両親から遺伝される部分と遺伝されない部分のランダム数値が固定されているので両親をそれぞれ任意の個体値を持ったポケモンと入れ替えることで狙った個体値を遺伝させた子供を作ることができます。

とはいえポケムーバーで過去作品から6Vメタモンを持ってこれないうちは、♂♀それぞれ2〜3Vのポケモンをある程度揃えておく必要があるので、フレンドサファリを使っていろんなパターンのVを持ったメタモンを捕まえておいた方が良いかもしれません。あとは配合するポケモンについても何度か孵化を繰り返し、いくつかのVパターンを揃えておく必要があるので結局何度も何度も孵化をすることに変わりはありません。

【補足】
子供に遺伝される個体値とランダム数値は先天的に決定されていると書きましたが、何らかの操作によって変わる可能性があります。そのため「この4匹目のパターンで5Vを作ろう!」と考えているうちに、うろうろして余計な作業をしてしまうと任意のポケモンを作れないことになってしまいますので各行動の影響が判明するまでは専念することをおすすめします。親ポケモンたちは事前に集めておいた方が良いと思います。

なんかそれっぽい感じで書きましたが、”○匹目で、♂♀のこの個体値を引き継ぐ”というパターンがどういう行動で変わるのか(例えばペラップを鳴かせるなど)を調べて調整できるようにしないとあんまり意味ないですね…